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2014年03月10日

GIMPの透明保護を使って選択範囲を簡素化する方法

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今回の解説はGIMPを使ってイラストを描く場合に役立つ方法です!これを知っているかどうかで、イラストの完成度や作業工程の効率化に格段に差が出てくるはず!



  • 透明保護を設定するタイミング
  • アルファチャンネルとは?
  • 透明保護で選択範囲作成が簡単になる
  • ベース塗りから絶対にはみ出さない

透明保護を使えば、キャラクターの塗り分けが簡単!?

gimp イラストのレイヤー分け

以前製作した、園児のイラスト素材を題材にして解説します。

GIMPに限らずグラフィックソフトなどでイラストを描く場合、パーツごとに複数のレイヤーを準備して作業します。イラストに輪郭線がある場合は、レイヤーグループの一番上に来るのが普通です。

このイラストではキャラがかぶっている帽子が一番上です。

透明保護のレイヤー解説

こちらのレイヤーはキャラの服と足(靴、靴下、素肌)の部位です。ダイアログの透明保護_の所にチェックが入っています。

このレイヤーはすでに完成した状態ですが、実際に透明保護を設定したのはベース塗り直後です。

gimp ベース塗り

ベース塗りとは下絵などを元に、パーツごとのシルエットを単色で塗りつぶしただけの状態です。着色方法はパスを選択範囲に変換しながらでもいいし、ペンタブなどがあればブラシなどで直接塗っても問題無いです。

クイックマスクを併用すれば、複雑な選択範囲を作ることも出来ます。

その前に、透明保護とは?
gimp アルファチャンネル解説

透明保護を活用するには、そもそもレイヤーにアルファチャンネルが設定されている必要があります。キャンバスの上に透明なフィルムを乗せてイラストを描く感じでしょうか_。アニメーションのセル画をイメージして貰えればわかりやすいかもしれません。

透明なフィルムに描かれた人物の下に、背景の絵を入れて透過させていますよね!これがまさに、アルファチャンネルの原点です。

上の画像は白の背景レイヤーを非表示にした状態です。格子柄のグレー部分は透明であることを意味します。そしてこの透明部分を保護した場合、赤枠で囲ったベース塗り領域以外には書き込み不可となるのです。

これで輪郭をはみ出すことなく、今後着色が出来るようになりました。

選択範囲の指定を簡素化

では実際に、透明保護の恩恵を感じながら着色してみたいと思います。

ここでは、キャラの靴下の色を入れていきます。もしも透明保護を適用していなかった場合、赤枠のような選択範囲をパスなどから作成する必要があります。

しかし透明保護をしている場合は、靴と靴下の境界部分だけを意識した選択範囲を作るだけでいいわけです!

実際にパスを選択範囲に変換して塗りつぶしてみます_。

イメージ144.jpg

こんな風に必要な部分にしか色が塗られていません。選択範囲内の塗り残し部分、ここが透明保護のおかげで除外されたというわけです!

アウトラインが決まった内側にどんどん境界だけ意識しながら、塗り分けを進める事ができます!特定部分にだけグラデーションを使って陰影を付けることも簡単になります。

イメージ146.jpg

同じように、靴下からはみ出した肌の着色をします。さっきと同様にアウトライン以外の境界部分だけ意識して選択範囲を作って塗りつぶすだけです。

非常に簡単です^^

透明保護を使わず、その都度正確な選択範囲を作成して色を塗る場合と比べて、完成度も時間効率も違ってくるのは間違いないです。

私自身、透明保護(2013年12月から;;)を活用するようになってからイラスト素材の制作が格段に捗るようになりましたw



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